痛み pain/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士 ラブパック・セラピーカード

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痛みは、心理的なものであれ身体的なものであれ、何かが間違っていることのしるしです。それが自分の犯している過ちを教えてくれるサインであることに気がつけば、二度と同じ苦しみを味わわずにすむ知識が得られます。自分や他者にルールを設けたり、自己防衛を図ろうとしたりする姿勢は、痛みを回避する役には立ちません。反対に、ますますそれを強くする結果を招きます。

心の痛みとは、意識のどこかにある亀裂から生じている痛みです。その問題を解決して癒しを得れば、亀裂は埋められ、痛みも解消します。ものごとを正しくとらえる方法を学ぶことによって、心の平和が訪れます。赦す、受け入れる、理解する、 手放す、信頼する、一体になる、つながる、信頼する、コミュニケーションをもつ、積極的にかかわる、自分より大きな苦しみを抱える人に差し出す、真実を知るーこれらはすべて、 痛みの変容と解消に結びつきます。痛みは《裁き》から発生し、抵抗することでさらに大きくなっていきますが、前進の意思をもって前に踏み出すことによって、痛みを生み出す罠を乗り越えていくことができるのです。

カードを読む

痛みのカードは、あなたの内にある何かを変えなくてはいけないと注意をうながしています。それを拒むとすれば、痛みに見舞われるか、痛みがますます大きくなってしまいます。この機会を、痛みを和らげるだけでなく、苦痛そのものを変容させるきっかけにしてください。自分の犯している過ちを改めることによって、苦痛はおのずと消えてなくなります。痛みをあなたの教師にしましょう。それに適応するのではなく、乗り越えてゆく道を探ってください。学びを得て自分を変え、平和をもたらす真実を追求する姿勢があれば、道は必ず開けてきます。自分に起こったできごとを受け入れることができれば、前に進んでゆけるのです。それを認めようとしない場合は、苦痛に悩まされる上、いつまでもその問題を抱えていくことになってしまいます。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士