ビジネス上のパートナー、チームメンバーとの関わり、またリーダーシップを発揮する上でも、「オープンハートになる」ことは重要な法則です。自分は自分、人は人というスタンスを超えて、自分から心を開いて関わることで、新しいレベルのパートナーシップと共同創造、成功という報酬をもたらします。そこにはチームメンバーも自分自身も体験できる幸せとつながりがあり、さらなる継続的な成功の土台をつくります。オープンハートになる為のエクササイズもご紹介します。
新たなレベルで成功するために、心を開く
オープンハートとは、文字どおり、心を開くことです。
知識を得るだけの研修であれば、心を閉ざしていても価値を得るでしょうが、心のトレーニングでは、ほとんど研修の成果が得られません。心を閉ざしている状態というのは、セミナールームが緊張し、堅苦しい雰囲気に包まれています。
このようなとき、研修をともに学ぶパートナーを決めたり、グループを決めて、お互いに自己紹介や、体験していることをわかちあってもらうと、自然に心が開かれ、オープンハートの状態になってくるのです。
自分から、ハートを開く
オープンハートとは、心の扉を開くことですが、心の扉は見ることはできません。
「心の扉は観音開きで、内側から外側へしか開かない」とイメージしてみてください。自分から開けようとしないと、外から押しても内側には開かず、まわりの人が力ずくで開けようとしても、なかなか開きません。
心の扉を固く閉じてしまった人の心を開くことは困難です。子どもの自殺、ひきこもりなどの問題で、よく親の愛情が問題視されますが、一度固く心を閉ざしてしまった子どもの心は、いくら親が愛情を注いでもなかなか相手の心に伝わっていきません。
大切なのは、子ども自身が少しでも心を開こうとすることです。
カウンセラーやセラピストはそのキッカケを提供します。子どもが少しでもまわりの人に愛情や優しさを示したとき、それが動物や
花であっても心を開くチャンスなのです。
私たちは心を閉ざせば閉ざすほど、まわりからの愛情、優しさ、喜びを受け取れなくなります。
人間関係では、親しさ、親密感を体験しにくくなり、心のつながりのあるパートナーシップを持つことができません。
心を閉ざしたままでは、チームワークもリーダーシップも難しくなります。
感謝を表現するとつながりと愛がはいってくる
心を開いていく、オープンハートに大切なレッスンは感謝です。
感謝は愛の扉を開きます。
あなたが心から感謝の気持ちを持っていて、表現すればするほど、愛の扉は開き、愛を受け取り、与えることができます。人間関係に愛の関係が広がっていくのです。
お金、仕事、健康など各分野も見てみてください。お金も仕事も健康も同じです。あなたがお金や仕事や健康に感謝をしていなければ、お金や仕事との愛の関係は終わり、豊かさ、幸せを体験できなくなるでしょう。
視力が衰えたり、病気になったりして、初めて健康のありがたさを感じたり、感謝することが多いようです。
人間関係でも失ってから、その人への愛やその人からの愛に気づくこともあります。大切な人を失う前に、感謝の気持ちを伝えましょう。
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★オープンハートの能力が高いと・・・
オープンハート(心を開くこと)によって、愛を感じ受け取ることができます。愛をより受け取ることによって、私たちは恩恵を受け取り、奇跡さえ受け取ることができます。心を開くことによって幸せを感じ幸せを受け取るのです。
心を開くことはまわりの人々とのつながりを促進します。つながりは人間関係の傷、痛みを癒します。現在の人間関係でつながりを持てば持つほど、私たちの中にある過去の傷の痛みさえも癒し、感謝の思いをもたらし、人は皆愛されるべき存在だと思い出させてくれるのです。
オープンハートは、私たちの人間関係に、新しいレベルのパートナーシップをもたらし、相互依存を強め、成功という報酬を受け取ることができるようになります。
★オープンハートの能力が低いと・・・
ネガティブな観念、怖れによって心が閉ざされています。喜び、幸せを感じることができず、人間関係においても善悪、正しさを優先し、愛のあるパートナーシップが取れなくなってくるのです。自分自身を守るために心を閉ざしがちになり、痛み、失敗から自分を防衛しようとします。怖れていることを引き寄せてしまい、悪い状況に停滞してしまうのです。
心を閉ざせば閉ざすほど次のステップに抵抗し、幸せを遠ざけてしまいます。心を閉ざせば人とのつながりを持てず、パートナーシップ、フレッドシップを受け取ることもできず、自己攻撃を強化してしまうのです。
オープンハートになるエクササイズ
それぞれの項目に3つずつ感謝することをあげて、対象となる人に伝えてみましょう。
人生で感謝すること
1
2
3
親に感謝すること
1
2
3
愛する人、友人に感謝すること
1
2
3
自分に感謝すること
1
2
3