もしあなたに問題が見えたら、それはあなたの問題である/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士成功心理100

Lesson 82.  もしあなたに問題が見えたら、それはあなたの問題である

 

ここで紹介するのは、私が何年も前に学んだ成功の原則です。私はこの原則の助けを借りて、成功に不可欠なふたつの要素ー「責任」と「反応」ーに関する教訓を得ることになったのです。

その原則とは、このようにシンプルなものです。「もし私たちに問題が見えたら、それは私たちの問題である。私たちはその問題に対して、何らかの行動を起こす使命を帯びている」
―これは、私たちにその問題を自分自身で解決するか、または委ねるかのどちらかを促す原則です。場合によっては、その問題に取り組むことで他の重要な使命が滞ってしまうケースや、その問題がひとりで対処するには大きすぎるケースもあるでしょう。そのような場合、私たちの使命は、他者にコミュニケーションや協力を求めたり、問題を正す手助けをしてくれるチームと協調することにあるのです。

この原則は、私たちに問題を無視するよりもむしろ、その問題に対処するよう促すものにほかなりません。もし問題を目にしたら、私たちはその解決のために何らかの行動を起こすよう求められているのです。

これまで多くの人びとが、私に新しいプロジェクトを持ちかけてきました。なかには、ほとんど命令口調で迫ってきた人もいます。でも大体の場合、彼らの提案を聴くにつれ、私はこう気づくのです。「今の私は、既存プロジェクトの長いリストを抱えている。この人のプロジェクトを自分のものとして引き受けるエネルギーなどない… .. 」

そんな場合、私はある程度時間をかけて、彼らのインスピレー ションを実行に移す使命は 〈私〉ではなく〈彼ら〉にある、と説くようにしています。そう示唆すると、彼らの多くが無念そうな表情を浮かべ、「この私にそんなことができるはずないだろ!」と言いたげな視線を向けてきます。
そんな彼らに対する、私の答えはいつもこうです。「もしあなたがそれほど意欲をかき立てられたのなら、あなたにはもちろんそれができるのです」

ここで紹介した原則は、問題を「自分のもの」として認めるための原則にほかなりません。少し注意してみれば、この原則は最も単純なレベル(たとえば、散らかっている家を片づける) から世界的なレベル(たとえば、戦争、貧困、飢え)にまで当てはまることがわかるはずです。

私たちは自らを与えることで、自分を助けることができます。自ら解決法をマニフェストすることで、また祈ることで、自分を助けることができるのです。
私たちの心は、自分を取り巻く世界を反映しています。その心を癒すことにより、自分自身および世界を助けることになるのです。私たちの良い行いは、良き人びとのためになるのです。

もしあなたに仕事が見えたら、それはあなたの仕事です。でも、天が助けてくれることを忘れてはいけません。それが大変な仕事なら、おそらく毎日天使たちが代わる代わる助けにやってきてくれるでしょう。あなたが何かをやる気になったら、あなたのそのインスピレーションが他者の助けとなるのです。

やるべきことはたくさんあります。あなたが使命を受けたこと、やる気を刺激されたことには、自らすすんで取り組むようにしましょう。そうすれば、インスピレーションがあなたのためにそれを成し遂げてくれるでしょう。そして、インスピレーションが自然にあなたの人生の一部となっていくのです。
くれぐれも取り組むべきことから目をそらしたり、それらを拒絶したりしてはいけません。あなたのインスピレーションこそあなた自身を高揚させ、あらゆる仕事を簡単にしてくれるものなのです。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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