成功か浸り込みか/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士成功心理100

Lesson66.  成功か浸り込みか

 

よく知られているように、浸り込みは成功を止めてしまいます。でもほとんどの人は浸り込んでいるからといって、すぐに失敗に直面するわけではないので、浸り込みを隠して埋め合わせることを学んでしまうのです。
埋め合わせは、問題の深刻さを私たち自身や他者から隠し、成功に関する私たちの世界に「盲点」を生み出してしまいます。こうなると、成功に不可欠な要素が目の前にあっても、私たちはそれを見ることができず、避け続けてしまうのです。そこにある手がかりと言えば、「自分の成功不足」だけです。こうして私たちは少しずつ無力感に襲われることになります。成功到達に必要なことはすべて実行しているはずなのに、手応えがまったく感じられないからです。

成功が不足している場所があれば、それは「私たちにとって 何か成功よりもずっと大切なものがある」という確かな証拠です。どのようなものであれ、それは「緊急性」があり、「浸り込みによる気晴らし」に関係したものと言えるでしょう。それは、 私たちが自らのパワーを注ぎ込んでしまっている、何か自分の外にあるものにほかなりません。私たちはその相手(またはその物)に対し、魔法のような性質(「これなら私を絶対幸せにしてくれる」)を勝手に与えてしまっているのです。

浸り込みには強迫的な性質があります。私たちは浸り込むと、その対象となる人物や場所、またはプロセス(たとえば仕事、セックス、勝利など)に夢中になってしまうのです。浸り込みは「復讐」や「悲嘆」の形をとることもあれば、けがや病気のようなある種の「自己攻撃」の形をとることもあります。

あなたの頭からどうしても離れないものとは何でしょうか? それは否定的なものかもしれないし、一見肯定的に見えるものかもしれません。でもどのようなものであれ、浸り込みは「そこに罠がある」というサインであり、「そこに『失敗物語』がある」という証拠にほかなりません。浸り込みは、何かに取り憑かれたような行動となって表れます。言い換えれば、私たちはその行動をどうしてもくり返さずにはいられなくなってしまうのです。
あなたの「失敗物語」のうしろには、「ひらめきを与える物語」が隠されています。それは私たちの使命についての物語であり、私たちの心に感動を与え、私たち自身や他者を鼓舞するものなのです。

自分の浸り込みを見つけたら、それをあなたのハイアーマインド(創造的なマインド)に委ね、手放してもらいましょう。さあ、あなたのマインドとハートを開いてください。 自分の使命とは何か、自問してみましょう。あなたの「ひらめきを与える物語」を求めてください。それは、あなたにエネルギー、高揚感、人生の意味を与えると同時に、他者に助けをもたらす物語 にほかなりません。その物語は「人生に流れと成功の両方をもたらす手段」として、これからもずっと続いていきます。その物語こそ、あなたの道を切り開き、違いをもたらしてくれるものなのです。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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