Lesson 49. 成功の秘訣 ②
基本的に、いかなる問題も人間関係の問題にほかなりません。だからこそ、すべての問題はその関係者同士の許しを通じて癒すことができるのです。あらゆる問題の根っこには、大切な人に対する恨みつらみが潜んでいます。実際この種の恨みは、自分自身に対する罪悪感や恨みつらみに端を発したものと言えるでしょう。私たちはそれらを相手に投影してしまっているのです。そうしておいて、私たちはまるで罰に値するのは彼らであるかのように、相手を攻撃してしまうことになります。 さらに、その攻撃の矛先を自分自身に対して向け、最初の自己攻撃をますます悪化させてしまうのです。このようにして私たちは罪悪感、恨みつらみ、自己攻撃、問題という悪循環にはまってしまうことになります。恨みは例外なく、問題を引き起こしてしまうからです。
「相手を許したい」という純粋な願いを通じて、私たちは相手および自分自身を解放することができます。許しを通じて、自分の周囲にある問題を解決することができるのです。「相手を許したい」という願望をなかなか達成できない場合、私たちは神の愛によってその許しを達成することができます。
今日は、あなたが「成功が足りない」と感じている分野を熟考し、自分が抱いている恨みを見つけ出しましょう。次の表に従い、あなたがその分野において、誰に対して最大の恨みを抱いているか書き出してみてください。
(成功が足りない分野)
1.
2.
3.
(最大の恨みを抱いている人物)
1.
2.
3.
全身全霊をこめて、自分のハイアーマインド (創造的なマインド)と神の愛にお願いし、彼らをすばやくスムーズに許すようにしてください。
自分の成功を妨げているのが恨みだと気づいたら、こう自問してみるとよいでしょう。「私が求めているのは恨みつらみだろうか、それとも成功だろうか?」
ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士