傷を癒す/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士癒しの原則

傷を癒す

傷ついたと感じるのは、誰かによって拒絶されたと感じるところから生じます。しかしながら、心理学的には自分が抵抗したり、拒絶したりしている時にのみ、拒絶されたと感じます。

たとえ誰かがあたかも私たちを拒絶するかのように振る舞ったとしても、私たちの方がそれを受け入れ、その人に何が起きているのかを理解し、そうした振る舞いのもとになった感情に気づけば、私たちは傷つけられたとは感じないのです。

拒絶は投影です。自分のしていることを他の人がしていることのように見るのです。

実のところ、傷ついたという感情、拒絶の感情のほとんどが、誰かの振る舞いを自分に対する拒絶だと誤解した結果として起きます。しかし、ほとんどの場合相手の人はそんなつもりではないのです。同じように、赤ちゃんや子供の時、自分は望まれていないと感じたのも誤解であり、非常に大きな投影です。

何かを取ろう、奪おうとしている時、あるいはニーズが満たされていない時にのみ、私たちは傷つけられたと感じます。 これは人間関係での傷心と失敗の最も大きなパターンを作り出します。たとえ両親は非難されて当然だという状況があったとしても、これが間違ったものの見方であると簡単に示すことができます。

痛みはすべて間違った見方から生じます。誰かを遠ざけようとして押しやったり、奪うために与えたりしている時に、私たちは    傷つくのです。 ただ与え、愛していれば、そこにはなんの問題も存在しないはずです。

子供の時、いつ拒絶されたと感じたかを振り返り、たとえば自信、才覚、豊かさ、愛されている感じなど、あの当時に両親が持っていたニーズを私たちが提供するとします。 すると、私たちに対する両親の態度が急激に変わるのがわかるでしょう。

両親による拒絶だと思っていたことは、実際には両親の痛みであり、子供の私たちはそれを自分個人に対する拒絶だと解釈してしまったのです。両親の感情やネガテイブな振る舞いに抵抗して、こうした感情を自分への拒絶だと解釈し、その結果として私たちは両親を拒絶したのです。そしてその時に、私たちは自分で破壊的なハートプレイクと拒絶のパターンを作ってしまったのです。

過去の傷と拒絶はすべて誤解であり、訂正することが可能なのだと発見すると、再び、成功、自信、そして愛すべき存在であるという感情を取り戻すことができます。

誤解から起きた引きこもり、失敗、分裂を、すべてパートナーシップと愛の成功するパターンに変容させることが可能なのです。

エクササイズ

人生で傷つけられたと感じた時のことを見てみましょう。

相手の人は何が起きていたからそんなふうに振る舞ったのでしょうか。あなたは相手の人の何を拒絶 したのでしょうか。

彼らのことを自信に満ち、愛され、豊かさ、オ覚にあふれていると想像してください。彼らは今、あなたに対してどのように感じ、振る舞っていますか。

今度はあなたがより深いマインドを開き、その人を助けるために持って生まれてきた贈り物を見つけ、それを受け取っていると想像してください。その贈り物をその人に与えているところを見、そして感じてください。

あなたの贈り物はその人たちを再び幸せにするでしょう。天はあなたを通して何を彼らに与えたいと思っているのでしょう。それを与えてください。

あなたを拒絶していると思っていた人たちから、あなたは今何を受け取ることができますか。彼らを通し て天はどんな贈り物をあなたに与えたいと思っている のでしょうか。今、そうした贈り物をすべて受け取っ てください。

拒絶という間違った考えを手放せば、愛を受け取る価値のある、愛すぺき存在としての自分を感じることができます。間違いを改めれば、抵抗しがたい魅力というあなたの贈り物を感じるでしょう。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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