神の内に安らぐ/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士癒しの原則

神の内に安らぐ

19世紀の中産階級を批判して、ニーチェは「神は死んだ」と言いました。彼の言わんとしたのは、人々があたかも神が死んでしまったかのように暮らしているというものでした。

残念なことに、この非難は今の時代にも当てはまります。人々はまるで神が死んでしまったかのように生きているか、あるいは神を押しつけたり、売り込もうとしたりするかです。

「神よ、あなたの信奉者から私を守りたまえ」と書いた車のステッカーが出て来るのも当然です。それでも神様の方は、愛にあふれる父なので、私たちが苦悩を手放し、彼の腕の中で休むようにと願っているだけです。私たちが神の贈り物を受け取り、人生を祝福するようにと神様は懇願しているのです。

両親に対する復響と反逆は、私たちの人生を失敗させる二つの核心的な原動力です。そしてもっと深い隠された部分で、私たちは神に対しても同じことをしています。

ばかばかしく、信じがたいと思うかもしれませんが、マインドの中で最も深く埋もれている原動力の一つが、自分の人生や世界で起きている悪いことは、すべて神のせいだと思っていることです。神は辞任すべきであり、私たちに肩代わりをさせろと言いたくて、私たちはこの責任転嫁をします。

自分たちが神になろうとする代わりに、快く神に神の仕事をさせてあげれば、自らの重荷をおろし、神の腕の中で休むこともできるのです。苦悩を溶かし、清らかさを取り戻し、そして誘惑をやりすごすこともできます。神の腕の中で休みながら、それでいて不注意でもなく、用心深すぎることもなく、心配から解放された状態でいられるのです。

そうやって休んでいる間にも、宇宙の最も偉大な力が私たちのために物事をうまく運んでくれると知っているので、私たちは深い平和を感じることができるのです。

 

エクササイズ

 

今日は、目を閉じ、リラックスしましょう。そして神の愛に包まれていると想像してください。

神の腕の中で  休息してください。それからマインドを解き放ち、あなたのスピリットを飛翔させてあげてください。

今日は、神にあなたの人生をとりしきってもらってください。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

幸せの心得PDF