聖域/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士癒しの原則

聖域

 

聖域とは、私たちが武器を収めることのできる安全な避難場所です。

人が聖域になることもあります。その人の腕の中ではリラックスできるのです。そうした人たちは慰めや滋養を私たちに提供し、突き進む前にしばし休息できる場所と時間を与えます。私たちもまた、他の人のための安全な場所かもしれません。

そこでは避難所として自らのハートを開く以外は何も必要としません。そして我が家の感覚ともてなしの心を与えると、私たちのハートから友人や家族のハートヘと光の架け橋ができるのです。

人から何かを取ろう、奪おうとしなければ、今出会ったばかりの人に対しても私たちは聖域になれます。彼らがただリラックスし、自分自身でいることができ、そして穏やかでいられる場所になれるのです。

そうした援助を差し出すと、人は私たちの配慮や善意、思いやりを感じ取って、自らのことを話すでしょう。その時点で私たちの間に絆ができ、それがわずかの時間であったとしても、全く知らない者同士が友達になれるのです。その新しい友人は重荷を幾分軽くして、去っていくでしょう。

そして共にふれあえたことによって、心が元気になるのです。この時に、痛みではなく平和が世界を支配する時代に一歩近づいたことになるのです。

 

エクササイズ

 

今日は、あなたのまわりを見てください。

誰かあなたのために聖域を与える人がいますか。あるいはあなたが一歩踏み出し、誰かのために純粋なハートと安全な場所、そして聖域を与えるよう求められているのでしょうか。

どちらの場合であっても、あなたは祝福されるでしょう。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

幸せの心得PDF