DAY 7. The lesson of a relationship 人間関係という学び
どんな人間関係でも、その目的において重要な 「教訓」を含んでいます。長期にわたる関係には、特に多くの教訓が含まれているかもしれません。教訓を学ぶことは愛、自信、理解、自分の価値、智恵などを増大させます。「教訓」を見つけなければ、過去の人間関係は苦痛に満ちただけの経験であり、意味のないことになってしまいます。いくつかのレッスンはとても強烈なために、その学びに失敗することは、シャーマン的なテスト、あるいはマスターレベルのテストに落ちた時と同じように、心がはり裂けるように思えたり、悲惨な体験やひどい失敗をしたかのように感じたり、ことによれば、罠にはまって地獄に墜ちたような気持ちになるかもしれません。
私たちが人問関係から学ぼうとしていることは、人間的な成長と愛のレッスンです。「男性は(あるいは女性は)信用できない」 といったネガティブな結論は、 きちんと学んでいないか、学んでいる途中に出している暫定的な結論だといえます。
あなたが初期の人間関係で、両親や兄弟、そしてそれに続く人間関係の中で学んで来なかったものは、あなたが学ぶまで繰り返し現れてきます。あなたが何度も直面してきたのに学んでいないと、それは試練に姿を変えてしまいます。
あなたの人生で経験したいくつかの試練を振り返ってみましょう。それらは単に長期にわたるレッスンだったのです。
あなたは手放す過程の中で、過去の人間関係で学んで来なかった、多くのレッスンを受け終了することができます。そして、手放すことができるようになれば、それまでに終了したレッスンはあなたが素直に心を開き、幸せになるのを助けてくれるのです。
教訓を得たり、問題を癒したりするための最も簡単な方法のひとつは、あなたが思い当たる人に、あなたの「贈り物」をあげることです。
EXERCISE
今回の関係からあなたが学んだ主なレッスンはなんでしたか?
100パーセントのうち、何パーセントくらい学んだと思いますか?
今回の関係からあなたが学んだその他のレッスンは何でしたか?そのレッスンを何パーセント学んだと思いますか?
気づきがあったとしたら、これらのレッスンから学ぶために、どんな違ったことができたと思いますか?
あなたがかつてのパートナーに持っていた贈り物は何でしたか?まったく新しいレベルで心を開き、彼(彼女)にその贈り物を差し出しているところを想像してみてください。
ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士