喜び
私たちの最も深い現実は、愛、創造性、そして魂の体験であり、それは喜びをもたらします。多くの場合、私たちは他の人を怖れ、自分自身を怖れ、神や生まれてきた目的、 天命を怖れます。
暗い物語を書き、自分自身に対する陰謀を企て、そしてキラキラ光ってはいても実際には黄金ではないもののために私たちはがんばります。しかしこれでは絶対に罠から抜け出せません。終始喜びを体験し続けてもいいはずなのですが、私たちにはそれとは別のもくろみがあるのです。私たちが持っている自己概念はあれをやれ、これをやれと指図し、その通りにすれば喜びが手に入ると約束はするのですが、決してそれを届けてはくれません。
世界について私たちが持っている観念は、すべてこうした否定的な自已概念から生じます。こうした自己概念をすべて手放し、犠牲を強いる義務的な仕事をやめれば、喜びを感じることができます。恩恵や不思議に満ちたあるがままの状態で生きることもできるのです。
自己概念がなければ、私たちはどんなことに対しても防衛したり、抵抗したりする必要もないでしょう。この肉体が自分だと思うのではなく、意識と魂が自分なのだと知っていれば、私たちは安全であり、癒されるでしょう。また自分の完全さや他の人とのコミュニケーションを体験し、愛やつながりがもたらす喜びこそが私たち自身なのだということも体験できます。
喜びは分かちあわれることを望んでいるのです。分かちあった結果、喜びはさらに強まり、私たち自身や愛する人たちのための深い現実になっていきます。それ以外のものはただの間違いです。
喜びは私たちを包み、私たちにただ喜びにあふれていてほしいのです。
エクササイズ
今日は喜びを選びましょう。
動揺、怖れ、あるいは緊 急性は、自己概念から起こるなんらかのニーズを示して います。今日はそれらすべてを手放しましょう。
あなた のマインドの壁が崩れ、あなた自身が拡大するのを感じ ましょう。喜びを選びましょう。喜びを望んでください。喜びの中にいてください。他の人とつながりましょう。つながればつながるほど、喜びを感じるでしょう。自分 自身が肉体というより魂だと知っていると、こうしたことを体験します。
今日、楽しめるものはすべて楽しみましょう。
ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士