暗い物語を癒す
暗い物語は、無意識のマインドから生じるネガテイプな人生脚本であり、私たちの人生を決定づけます。
こうした物語を私たちが書くというのも、それらが私たちの望むものを与え、なぜか私たちを幸せにしてくれると思い込んでいるからです。時にはうまくいくこともありますが、暗い物語が私たちを幸せにすることは決してありません。
戦争、恐怖、悲劇、欠乏感、ハートブレイク、復醤、メロドラマ、コントロール、澗瘤、犠牲・殉教者、怖れ、被害者、罪悪感、失敗、邪悪、悪意など、私たちの人生に特有のネガテイプな物語は、数多くあります。
表面意識では気づきませんが、私たちが隠している暗い物語が、私たちの人生を支配する最もパワフルなマインドのパターンであることだけは確かです。
もちろん問題の根元的な仕組みを解消することはできますが、もしもそれがずっと続いている歴史物語の単なる l 章にすぎないのであれば、どんなにそれを止めたいと表面意識で願っても、それは繰り返し浮上してくるでしょう。
しかし人生に何かの物語が続いていると気づけば、それが起きるよう間違って選択してしまったわけを探り、そして本当に望んでいることに対し別の決定ができます。
時には同じタイプの物語が何層にもなって心の中にある場合もあります。この場合、同じタイプの物語はすべて取り除くという選択が重要です。
たとえば、ハートブレイクの物語に自分がはまっていると気づいたら、人生の現段階を操作しているハートプレイクの物語をすべて手放すことが重要です。また、新たな成長の段階ごとに、同じタイプの暗い物語が癒されることを目的にして現れる可能性もあります。
エクササイズ
あなたの人生を映画だと想像してください。脚本はあなたが書いています。
あなたの映画の題名は何でしょう。それはどんなジャンルの映画ですか。
あまりに退屈なので、上映中ほとんど居眠りをしているのでしょうか。それとも売店で時間をつぶしているのでしょうか。それとも途中で外に出てしまいますか。
もしもあなたの人生にネガティブなパターンが進行しているとしたら、どんな物語を書いているのか直観的に答えてみてください。
物語はいくつありますか。こうした物語はどんな目的を持っていますか。
このようなことをすべて手放す選択をしてください。
そして、その代わりに幸せな物語を取り入れると選択してください。
ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士