キムチやニンニク料理が大好きです。
私は会社勤めをしているので、仕事が3月からテレワークになりました。
その時すぐに思い浮かんだ嬉しいことは、
「匂いのことを気にせずに、キムチとニンニクを沢山食べられる〜!!」と言うことでした。
たまの外出時は、世間の皆様も私もマスクをしているので、ニンニク臭さが人様に迷惑をかけないで済む!と嬉しく思ったものです。
そして早6ヶ月。
すっかり外出時にマスクが必須アイテムとなり、マスクをしていないと逆に目立ってしまう、なんだか落ち着かない世の中となりました。
新型コロナ前でも、風邪やインフルエンザ予防のためにマスク、ノーメイクの時はマスク、臭いが気になる時はマスク、花粉症でマスク・・・などなど、状況に応じてマスクをつけたり外したりしていた方も多いのではないでしょうか。
私は元々マスクが苦手なのですが、タバコや周りの不快な臭いを感じたくない時、特に通勤電車の中ではマスクをしていました。
臭いが気になるとは言え、電車内でマスクをする一番の理由は、眠ってしまった時に口が開いてると恥ずかしいからなのですが・・・。
そうです。マスクは私にとって、「着けると邪魔だけど、いざと言う時、不快な臭いや無防備な状態から身を守るために常に携帯はしておきたいアイテム」でした。
そんな「時々つけるもの」であったマスクが、今や「必須アイテム」に変わり、「公共の場ではマスクをしなければならない(という気持ちになってしまっている)」生活に慣れていくのかしら、と思っていました。
しかし、季節が移り変わり、おかしなことに気付きました。
季節の香りを感じる瞬間が、かなり減ったのです。
今までは、外に出ると空気や草花の香りで、季節の移り変わりを感じましたよね。
思わず胸いっぱいに吸いたくなる、春や秋の空気に満ちる花の良い香り。
夏の新緑の香り。
早朝のシンとした空気の澄んだ香り。
ぽかぽかお日さまの香り。
雨の匂いがするから、これから雨が降るのかな、では傘を持っていこう。
通りがかったお店や、近所のお宅から、夕ご飯の良い匂いが流れてきて、もうそんな時間か〜、食欲をそそられると同時に、今日も一日がそろそろ終わるんだなぁと言う夕暮れ時の切ない気持ち。
偶然ただよってきた匂いに、忘れていた古い記憶がふいに蘇り、ノスタルジックな気持ちになったり…。
男性だったら、良い香りの女性にフラフラ〜っと近寄りたくなることもあるかもしれませんね。
それが今や、外にいる時よりも、家の中にいる時の方が匂いを感じているように思えます。
「外出時はマスクをする」ことにより、不快な臭いだけではなく、「良い匂い」も遠ざかってしまいました。
時々、出社する日があります。
その時は殆どの時間、マスクをしているわけですが、たまに息苦しくなり外してしまいます。
マスクを外したとたんに、わ〜っと来る様々な匂いにビックリします。
こんなに世の中は色んな匂いに満ちていたのかと。
まるで、今まで眠っていて(=マスクをつけていた)
目が覚めた瞬間に(=マスクを外した)
今までは見えていなかった、この世界の素晴らしさに突如気付くような感覚です。
私たちは、五感により無意識のうちに様々な情報を得ています。
それがマスクをつけることにより、五感の一つ、嗅覚が鈍くなってしまっています。
私達はすでに多くの本能や野生の部分を失ってきました。
これ以上、生き物としての本能的な感覚を閉ざしたくないものです。
不快な臭いは、体に危険を知らせます。
良い匂いと感じるものは、心と体に良い影響を与えます。
常にマスクをつけていることにより、呼吸も浅くなっているそうです。
呼吸が浅くなると、免疫力が低下してしまいます。
人がいないところを見計らって(ベランダやお庭は安全ですね)
胸いっぱい空気を吸っては吐く時間を作り、
この世界の匂いを感じ、味わってみてはいかがでしょうか。
ついでに来たる冬に向けて免疫力も高められますね。
今のマイブームは、周りに人がいない時にマスクを外し、空気の匂いを嗅ぎ、
「ほら!匂いがする!世界を感じる!」と、一人で「目醒めごっこ」をすることです。
最近は秋の花の香りが満ち、空気がとても甘くて幸せな気持ちになれるのです。
マスクを外して、季節の香りを感じながら歩ける日が待ち遠しいですね。

姉の11年に渡る闘病・死別、両親の介護・死別、自身の離婚により
「人生を楽しむ」ことを諦めてしまったが、友人たちに助けられる。
そしてビジョン心理学に出会い、メンターと仲間たちの支えにより
「暖かみのある人間関係と人生」を取り戻す。
現在は、IT企業勤務、MFBメンターコラム執筆中。
大学中退後、英会話学校勤務、歯科技工士資格取得
タイ古式マッサージセラピスト
ビジョンダイナミックス研究所 ビジョン心理学リレーションシップセラピスト
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