自分を許す/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士癒しの原則

自分を許す

 

このパワフルな癒しの手段は、不必要な重荷や自己攻撃など、真実ではないものから私たちを解放して、私たちの人生と世界を変容させます。

自分に対して許していない点は、他の人に対しても許すことができません。自分が間違ってしてしまったと思っていることに対して、他の人たちを罰するのです。

逆に、もし自分を許せば、愛している人たちに非難や罪悪感の代わりに清らかさを与えることができます。

罪悪感は、私たちを分離し、怖がらせるためのエゴの罠です。

罪悪感は私たちの過ちを強化し、レッスンを学ぶまで私たちを引きこもらせたり、何度も同じ間違いを繰り返させたりします。たとえば男女関係で間違いを犯し、不倫をするとします。罪悪感は私たちを、自分には価値がないという思いからパートナーから引きこもらせたり、罪悪感を隠すために間違いを繰り返させます。

これは、間違った振る舞い一罪悪感一埋め合わせーさらなる罪悪感という悪循環になります。不貞一罪悪感一不貞一さらなる罪悪感というパターンであろうが、引きこもりのパターンであろうが、罪悪感は私たちの関係を弱め、いずれは関係を破壊するような行動を仕組みます。

自分を許すとは、その間違いを訂正し、レッスンを学び、過ちを繰り返さない、あるいは罪悪感の記念碑を建てないという意味です。

自分を許すと、罪悪感の下にある怖れを癒し、私たちは前に進めます。

自分を許すことは学ぶのが難しいレッスンの一つですが、唯一清らかさだけが世界を救い、まず自分たちからそれを始めなければならないと認識することです。

自分への許しは愛している人たちへの最高の贈り物です。なぜならそれによって、私たちが失ってしまったもの、与えるのをやめてしまった部分を彼らに返すことができるからです。

いったん癒して、ある分野での自らの清らかさに気づけば、私たちはその分野の癒し手になれ、自分を解放したように、他の人たちも自由にすることができるのです。

 

エクササイズ

 

今日は、自分自身について許すことを拒否している部分を見てください。

あなたの子供や愛している人のために、今、自分を許してくれますか。

もう一つの選択は、自分自身を許さずに彼らに八つ当たりすることですが、これは決してうまくいきません。

自分への許しは、今日の世界に与えることのできる最高の贈り物です。それにより、あなたも世界も解放されるからです。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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