流れの度合いで成功度が決まる/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士成功心理100

Gauja river in spring morning in Sigulda, Lativa

Lesson  27.  流れの度合いで成功度が決まる

 

人生に流れが起きると、自然とより大きなレベルの成功へ移行していきます。そのような流れは、私たちが無理やり作り出すものではありません。流れを生み出すのに重労働は必要ありません。むしろ川下りのように、自然のいきおいに任せていればよいのです。流れが生じる場所には、期待の高まりが感じられます。「すべての良いものが自分めがけてやってきている」と私たちが自覚できる状態です。流れとは、私たちをすべての贈り物に導いてくれる「リーダーシップの贈り物」のひとつにほかなりません。
この流れを止めてしまうのが、自意識と自己攻撃です。ある面において、すべての問題は自己攻撃の形をとると言ってもいいでしょう。私たちは自らの自己概念によって攻撃を受けているのです。その攻撃は非常に厳しいものにもなりえます。自己攻撃は、私たちのアイデンテイティにまつわる主な自己概念 ー私たちのエゴを支えるものーを擁護するために用いられているのです。

たとえば、私たちを追いつめるような自己概念は、常に「自分は完璧な人間だ」というより中核的な自己概念を支えています。私たちは自ら作り上げた自己概念という「拷問部屋」に、自分自身を閉じ込めてしまっているのです。
そのような自己概念を囁く声こそ、エゴを形作るものにほかなりません。その声は私たちをどんどん小さくし、自分自身の中へ収縮させることができます。その声が囁く自己概念とは、 私たちを自分の中に閉じ込めておくための指示なのです。私たちはこれに抵抗すべく、効果のありそうなことはすべて試そうと必死になります。しかし、この戦略が成功することはありません。私たちは気晴らしをしたり、忙しさに身を任せたりすることで自己概念の攻撃を避けようとしますが、ことごとく失敗してしまうのです。
この種の自己攻撃は、人生の流れを止めてしまいます。流れの中にいてこそ、私たちは成功し、自らのエゴを溶かし切ることができるのです。人生に流れを生み出すものはたくさんあります。たとえば与えること、インスピレーション、直観、友情、遊び、ユー モア、自発性などです。一方で罪悪感、あるいは批判をもたらす自己批判は流れを止めてしまうのです。

ひとつ、確実に流れに戻るための方法があります。それは、誰かに助けの手をさしのべることです。すべての良いものが自分に向かっているのに流れに乗れないときは、こう自問してみてください。「私の助けを必要としているのは誰だろう?」と。心に思い浮かんだ人が誰であれ、ただちに彼らの元へ駆けつけましょう。手紙を書いたり、電話をかけたり、あるいはあなたの愛を彼らに送るだけでもよいのです。こうすれば、あなたを滞らせている自己概念を解消することができます。

ただし、このとき自分の意識をしっかりと保たなければいけません。ほとんどの場合、 1分もしないうちに、別の自己概念が攻撃を仕掛けてきて、あなたを流れから外そうとしてしまうからです。そんなときはもう一度、あなたの助けを必要としているのは誰か、自分に問いかけてみてください。リーダーシップとは、助けを求める声に応えることにほかなりません。あなたの愛を惜しみなく与え、他者を支えてあげましょう。そうすれば、あなたは自分自身と彼らの両方を助け、流れに舞い戻ることができるのです。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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