身を任せる/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士癒しの原則

身を任せる

 

身を任せるとは、他の人、真実、あるいは他のやり方とつながるために自分のいる立場を手放す意欲のことです。

誰かに身を任せるとは、一人の人としてその相手とつながるためどんな分離も越えて進むという意欲を意味しています。

彼らの立場や意見に同意しないかもしれませんが、(立場を手放し)その人とつながると、私たちが信じてい ることと彼らが信じていることの間に統合が起きます。もしもカップルで、なんらかのケンカをしている時、一方がもう一方に身を任せると、両者がともに勝ったと感じる新しいレベルに到達します。

しかし、妥協したり、犠牲になったりすると、身を任せることの効果が途中でなくなってしまい、両者ともまるで負けたように感じます。これはまだまだケンカが続き、どちらもが勝つために戦い続けるということです。そして一方が負けると、負けた側はいずれ仕返ししてやろうと、待ち伏せの機会を探します。

また、身を任せるとは、両者にとっての解決法を見つける素早い方法です。勇気はいりますが、非常に大きな、そして肯定的な結果が出ます。そして感情的にはスリル満点です。

自分は答えを知っており、自分こそが確実に正しいと私たちは感じがちですが、その時点で私たちは成長と学びを止めてしまいます。そうすると私たちは死に始めます。身を任せることは最終的な答えでも、真実でもありません。他の人や状況とつながるために現在の立場から抜け出させてくれるだけです。そうすることで、つながりとより大きな真実の立場を作ることができるのです。

私たちが誰かとケンカしている時はいつでも、自分自身や神とも戦っています。

 

エクササイズ

 

今日は、意見が合わないと思っている人とつながるために身を任せることに意欲を持ってください。

誰といても平和に感じるという人は、真実や神に身を任せてください。

あなたの立場を手放し、相手とつながってください。少なくとも彼らとつながることに意欲を持ってください。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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