Letting go of guilt 罪悪感を手放す/ビジョン心理学チャック・スペザーノ博士 幸福こそ、最大の復讐である

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DAY 15. Letting go of guilt 罪悪感を手放す

 

私たちが引きこもったり、心の痛みを感じたり、気分が悪かったりする時には、いつも 「罪悪感」 が伴っています。この罪悪感とは基本的に、過去に対するいやな気持ちの記憶なのです。そして、この感情は未来も同じようにいやなものだということを暗示しています。ですから、過去の未解決の問題から来る不安によって、私たちは未来に生きようとするのです。罪悪感はこうした間違いが記念碑のよう になってしまったものです。つまり罪悪感は、私たちを過去の過ちから学ばせ、前進させることを阻み、過去に釘づけにしてしまうのです。

罪悪感は私たちを罰してばかりいる罠なのです。
「神様、私を罰しないでください。自分でやりますから! 」そう思って、自分で自分を罰したり、罪悪感を帳消しにするために、自分に不利益なことを生じさせたりしておきながら、今度は被害を被ったことに対して、うしろめたい、いやな気持ちに襲われ、悪循環が続くのです。結局のところ、心理学的に見ると、罪悪感は次のステップに向かわない口実として使われる 「危険な罠」だともいえるのです。罪悪感は究極の真実ではありません。罪悪感についての真実は、幾重にも重なって私たちの内部を覆っているということです。状況が完全に理解されると、罪悪感は消えてなくなります。

人間関係で起こったことに対して、いやな気持ちになり後悔するのは 「しがみつき(*)」です。悲しみや怒りなど、人間関係の中でも末完了の課題は、罪悪感を伴っています。罪悪感は一種の傲慢であり、自分の重要性を誇張したり、行き詰まったり、お互いにこういう状態を作りだしているのだという責任から逃れるための、かっこうの口実なのです。

私たちはみな内的、あるいは外的なプレッシャーを抱えながら、ベストを尽くしているのですが、だからこそ、もっといい方法があるのです。自分では一番よいと思ってやったことが結果的には、間違っていたということもよくあることなのです。そして、こうしたことは誰もが経験することです。

感情を掘り起こすことが究極的に罪悪感を修正することにつながり、喪失、 ニーズ、怖れ (*) という悪循環を断ち切る、新しいレベルの理解を可能にします。そして、過去にあった喪失による罪悪感が、現在の喪失と自己破滅的なパターンのベースになっています。 これらは子供の頃から受け継がれている心理的なパターンです。自分自身を許し、罪悪感を手放すことは失敗や犠牲、無価値感を引き起こすパターンから、自分自身を解放する方法のひとつなのです。罪悪感はあなたを引きこもらせ、魅力を奪い、あなたが本来のあなたでなくなるために、愛する人たちを罰していることを心に留めておいてください。

EXERCISE

あなたが今でも罪悪感を感じている過去の三つの出来事をあげてください。そして、この罪に対して自分にどのような罰を与えているのかを考えてみてください。
あなたの最近の人間関係で、いやな気持ちになったり、罪悪感を感じたり、失敗感を味わったと思うことは何なのか、自分に聞いてみましょう。こうした感情を感じることによって、あなたはどのように自分を罰していますか?

ハイヤーマインドに、あなたも他の人々も無実だという真実を見せてもらいましょう。罪悪感を手放しましょう。
これは自分ひとりでもやれることです。ハイヤーマインドに、まだ残っているすべての罪を取り除き、代わりに理解と平和をもたらしてくれるよう、頼んでみましょう。

*「喪失」「ニーズ」「怖れ」
依存の第一段階の罠。「しがみつき」という自立の第一段階の罠はもともと、この段階が未解決なことからきています。 これに「理解」が解決策であり、抜け道であり、鍵となるのてす。

*「しがみつき(執着)」
ニーズ(これがなければ、絶対に幸せになれない、というせっぱつまった気持ち) に対するこだわり。 ここでは特に罪悪感へのしがみつきについて述べられています。
私たちの心のなかに 「罪悪感は私たちを幸せにしてくれる」 と信じている部分があり、変わることが怖いので、罪悪感にエサをやって太らせているのです。つまり、「しがみつき」 とは自分が成長しないことへの言い訳にすぎないのてす。

ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士

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